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奈良・鎮護の道
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奈良第16番
朝護孫子寺
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参拝メモ
[参考資料:現地説明板等]

このページは『朝護孫子寺・1』で紹介出来なかったものを掲載しました。

大門池に架かる開運橋 大門池に架かる開運橋 命蓮塚
大門池に架かる開運橋。全長160m、鋼製で1931年(昭和6年)竣工。橋の形式は「上路カンチレバー橋」といい、この形式では現存する最も古い橋で、鉄骨を組み合わせた「トレッスル橋脚」を用いてることも珍しく2007年(平成19年)国の登録有形文化財に選定された。上左の写真の正面に見える山は標高433mの信貴山。 命蓮塚(平群町指定文化財)。平安時代初期、延喜の頃に信貴山を中興した命蓮上人の墓と伝えられる。塚上には成福院の石室十三仏を模した石室仏がある。
かやの木稲荷大明神 聖徳太子像 猪上(いのかみ)神社
かやの木稲荷大明神。社の後ろの木は樹齢1500年と伝わる神木・榧の木。 聖徳太子像。現地の碑文によると、明治の中頃に建てられた聖徳太子馬上像は大東亜戦争の時に供出され、この像は第10回日展(昭和29年)に特別出展された北村西望の作品を、1978年(昭和53年)に再建復元された。 猪上(いのかみ)神社。仁王門近くに鎮座。天足彦命・国押人命(一説に天照大神)を祀る。命蓮上人が猪の助けをかりて再建したと伝わり、『延喜式神名帳』に載る信貴山の総鎮守。大和名所図会には猪上神社は本堂のすぐ近くに描かれており、1922年(大正11年)現在地に遷座。
千体地蔵尊 千体地蔵尊 十三塔
仁王門の近くに祀られている千体地蔵尊。 十三塔。1878年(明治11年)の建立。千手院の観音堂の前に斜面に建つ。
弁天堂 金集弁財天 融通稲荷
弁天堂。本坊に隣接し、弁財天を祀る。 金集弁財天。お金も集まり融通も叶うという。 融通稲荷。
張り子の虎の手前に建つ鳥居 かやの木稲荷の手前に建つ鳥居 本堂への参道に建つ銅製の鳥居
朝護孫子寺には多くの鳥居があり、その一部を紹介。左より、張り子の虎の手前に建つ鳥居。かやの木稲荷の手前に建つ鳥居。本堂への参道に建つ銅製の鳥居。
西方守護神の白虎 虎の親子像 檻に入れられた虎の親子像
西方守護神の白虎。2010年(平成22年)平城遷都1300年祭のイベントで、東西南北の守護神である、白虎・青龍・朱雀・玄武の場所を設定。信貴山が白虎の位置づけと
された。
境内には虎の像が多くみられる。上の写真は親子像。右の写真の夫婦と子虎は逃亡を防ぐためか、檻に閉じ込められていた。