滋賀第4番 | |
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宗 派 | 天台宗 |
本 尊 | 薬師如来 |
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[参考資料:『滋賀県の歴史散歩』山川出版社、『近江湖東二十七名刹巡礼』朱鷺書房] |
西明寺は湖東三山の中で一番北に位置する。寺伝によれば834年(承和元年)、伊吹山の開山上人と伝えられる三修上人の創建と伝える。836年(承和3年)には仁明天皇の勅願寺となり、寺領が寄進され、諸堂が建築されたという。 平安時代から中世へかけての寺歴は必ずしも明らかではないが、この時代は祈願・修行道場として栄え、17の諸堂、300余の僧坊があり、数百人修行僧が居住する大寺院であったのあったといわれており、源頼朝が戦勝祈願のため来山をしたと伝える。 |
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西明寺山門。 | 西明寺二天門(国重文)。二天(持国夫、増長天)が安置されている。 |
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西明寺本堂(国宝)。鎌倉時代初期建立で、総檜皮葺の入母屋造りで 瑠璃殿の名がある。飛騨の匠が釘を1本も使用しないで建てている。 1897年(明治30年)国宝第1号に指定されている。 |
西明寺三重塔(国宝)。鎌倉後期の建立。本堂同様、飛騨の匠が釘を 1本も使用しないで建てた。 |
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三重塔の横に建つ鐘楼。梵鐘は1968年(昭和43年)の鋳造。 | 紅葉が真っ盛りの参道。 | 二天門手前右側に聳える霊木。樹齢1000年と推定され、幹が途中で二又に分かれていることから夫婦杉と呼ばれる。良縁、夫婦和合、子授け、安産に霊験あらたか。 |
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蓬莱庭出入門。 | 蓬莱庭。江戸初期、望月友閑の作庭になる池泉観賞式庭園で、国の名勝庭園に指定されている。 | |
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蓬莱庭の塀の外側の紅葉。 | 境内に建つ十一面観音菩薩。 | 伝教大師最澄像。 |
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境内に履く不断桜(滋賀県天然記念物)。例年9月上旬に咲き始め、11月には満開となる。 | 境内に祀られている龍神社。 | 境内に祀られている稲荷社。 |
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