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奈良・鎮護の道
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・更新記録
 '14・01・26 摂社・末社を境内、境外に分けた。
 '15・07・25 末社野上神社を追加(1番下)
 '15・08・30 ページ番号を ・4 ⇒ ・5へ
春日大社境外末社
[参考資料:『春日大社のご由緒』 春日大社]
春日大社には本社に祀られている4柱のほか、摂社は5社、末社は56社、合わせ61社が祀られているという。
ここでは境外末社を順次アップしていきたい。但し、境外末社といっても個人的な判断で分類したので、春日大社の敷地の範囲がよくわからないため、中には境内末社も含まれているかもしれない。
 

   
猿沢の池の畔に建つ采女神社 末社・采女神社全景 末社・采女神社本殿
猿沢の池の畔に建つ末社・采女(ウネメ)神社(左上の写真)。采女神社全景(真ん中の写真)と本殿(右の写真)。本殿は猿沢の池に背を向けて建てられている。
采女神社は元は興福寺の管理下にあったが、明治初年の神仏分離で春日大社の管理下に移管された。
末社・天神社 末社・聖明神社 末社・浮雲神社
末社・天神社。天常立尊を祀る。元は興福寺四恩院(現新公会堂附近)に祀られていた。 末社・聖明神社。聖明神を祀る。元は興福寺四恩院に祀られていた。 末社・浮雲神社。天児屋根命を祀る。御蓋山山頂の本宮神社と同体とも考えられる。元は興福寺四恩院に祀られていた。
末社・愛宕神社 愛宕神社旧地
末社・愛宕神社。火産霊神を祀る。元は興福寺四恩院に祀られていた。現在の愛宕神社とは道を隔て、春日大社駐車場の入口に「愛宕社旧社地」の碑が建つ。興福寺四恩院の敷地は相当広かったと思われる。
赤乳・白乳神社遥拝所 末社・赤乳神社 末社・白乳神社
春日大社境内にある赤乳(アカチ)・白乳(シラチ)神社遥拝所。赤乳神社は下半身、白乳神社は上半身の病にご神徳がある。 奈良市内白毫町に鎮座する末社・赤乳神社。雅日咩神(ワカヒメノカミ)を祀る。 奈良市内福井町市ノ井に鎮座する末社・白乳神社。志那斗弁神(シナトベノカミ)を祀る。
市内橋下町興福寺築地塀外に鎮座する末社・手力雄神社。天手力雄神を祀る。
末社・手力雄神社
神社下の三条通りは高札が掲げられ、観光名所でもある。左端は奈良県の里堤原標を示す石標が建つ。
高札と里堤の原標
 
市内餅飯殿町大宿所に鎮座する末社・大福稲荷神社

末社・大福稲荷神社
若宮おん祭りのときはこの大宿所の広場で御湯立の神事が行われる。
末社・大福稲荷須神社
 
奈良市登大路(奈良県庁横交差点の傍)に鎮座する末社・拍子神社。南都楽所の祖、狛近真を祀る。
末社・拍子神社
奈良市登大路の交差点は車の往来が激しい。

末社・拍子神社
奈良市高天に鎮座する末社・高天市恵毘須神社。事代主命を祀る。
高天市恵毘須神社
高天市恵毘須神社と直角に向き合う形で鎮座する高天市稲荷神社*(注)下記
高天市稲荷神社
 
市内鍋屋町に鎮座する末社・初宮神社
宮中八神殿、伊勢、春日、住吉神を祀る。
末社・初宮神社
訪問した時は社殿の塗替え工事中で、中には入ることは出来なかった。
末社・初宮神社
 
市内南市町に鎮座する末社・南市恵毘須神社
事代主命を祀る。
末社・南市恵毘須神社
当社由緒書(現地案内)によると、鎌倉時代に南市が開かれた頃から市場の守護神として栄えてきたと伝える。
末社・南市恵毘須神社

*(注) 現地の表示ではこの高天市稲荷神社も春日大社末社とあったが、参考資料とした『春日大社のご由緒』には記載がなかった。
  訪問した当日は外壁工事中で、再度訪問した時は門が閉じられ、中には入れなかった。

若草山西南麓 、登山料金所から少し登ったところに鎮座する野上神社。草野姫命を祀る。
新年恒例・若草山の山焼行事は野上神社の祭典でもあり、興福寺・東大寺・春日大社の神仏が習合し、執り行われる。
野上神社の後に鎮座する石荒神社(磐座)。火産霊神を祀る。 野上神社の東側に春日大明神の線刻画の石像が建つ。